メンフィス・グリズリーズ時代に渡邊選手をコーチした経験を持つビッカースタッフHCに渡邊選手の印象をきかせてもらいました。「人柄がよく素晴らしいチームメイトでコーチの仕事を楽にしてくれる存在です」というのが最初の言葉。その後誉め言葉のオンパレードとなりました。「チームメイトに好かれるので出したくなります。非常に知的でゲームプランをやり遂げることができ、ローテーションでもマッチアップ相手についていくことでも、与えられた仕事をしっかりやり遂げることができます。一生懸命で周囲のためにバスケットボールをプレーすることで勝利に貢献します。そんなことができる若手プレーヤーですから、コートに送り出したくなるというものです。あれだけディフェンスで頑張れるなら出したくなりますし、シューティングやほかの要素はおまけのようなものと思えますね」
これだけの好評価でもなかなか出場時間を作れないところに、NBAのコーチとしての難しさもあるのかもしれません。しかし現時点でも、もしかしたら渡邊選手はビッカースタッフHCとしてチームに加えたいプレーヤーの一人なのではないかとも思ったりしました。
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