現時点でウィザーズの戦列に復帰していない八村選手ですが、コンディションとは別に、アンセルドJr. HC体制となったチームについて、新たに学ぶ必要がある要素がたくさんあるかと思いこの質問をしました。
アンセルドHCは「もっとも重要なのはTerminology(チーム内の共通用語)」と答えてくれました。「もう十分長くチームにいるので基本的なものはわかっています。ただ、人によって用語の使い方が違うので、何より大切なのは言い回し(verbiage)を理解することですね。彼は私たちの戦術資料(playbook)を見られるようになっていて、私たちがやり取りしているさまざまなことも見てくれているので、我々の戦い方やどんなショットを作り出したいか、どんなスペーシングをしたいかといったことをざっくりした感覚として捉えられていると思います。あとは適切なタイミングで、それをコート上で彼を加えて繰り返し練習して、細かなところを詰めていきます」
もう一つ、アンセルドJr. HCに、父親のウェス・アンセルドさんについて聞きました。父親のアンセルド氏は昨年6月2日に人生を閉じられましたが、1967年の東京ユニバーシアードで来日しており、実は元月刊バスケットボール編集長の島本和彦さんが、編集に携わるよりも前だった当時に、その試合を代々木第二体育館で見ていました。島本さん曰く、リバウンドをつかんで地上に降りてくる前にパスを出したのが、そのまま逆のバックボードを直撃したそうです(汗)
アンセルドJr. HCは、この質問も八村選手に絡めて以下のように答えてくれました。
「ルイは若すぎて知らないかも。会場に掲げられた父のジャージーを見て、ウチの偉い人なんだろうなとは思っているでしょうけどね(笑) YouTube映像を探してみないと。でもVHSさえまだ広がっていない時代ですからフイルムを見返さないといけませんね」
こう答えた後、アンセルドJr. HCは再び八村選手に触れて、「彼が戻ってきたら、さらに結束を強めて進んでいきますよ!」と締めくくってくれました。こちらの八村選手について聞きたいという心理を完全に見抜かれていますね^^;
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