この試合は第1Qからレイカーズが2ケタリードを築き上げ、前半終了時点で68-42と完全にレイカーズペース。しかし後半はラプターズのディフェンス面における変化が奏功し、特に第4Qはラプターズがよもやの大逆転を思わせるだけの追い上げを見せました。最終的には110-101の9点差でレイカーズが所為売りしています。
渡邊選手はこの試合で、メンフィス・グリズリーズ時代のチームメイトであり、かつ一昨シーズンのトレードデッドラインでラプターズに移籍し、今シーズンからレイカーズでプレーしているマルク・ガソルとともにコートに立つことになりました。スタッツは19分45秒の出場で8得点、3リバウンド、1アシスト、2ステイール、1ブロックというものでしたが、コンタクトを受けながら決めたレイアップ(アンド1を決めて3点プレー)、ユーロステップ的なフィニッシュで決めたダンクあり、ディアンドレ・ベンブリー選手の豪快なダンクのおぜん立てあり、いつも通りのディフェンス面での奮闘ありと、数字で表せないエキサイティングなシーンが何度もありました。
ナースHCにその印象を尋ねると、大まかには今夜も良いプレーぶりで、ゴール周辺でよく決めたし、ディフェンスも良かったとその内容を称えるコメントをくれました。「これで3Pが入ってくれたらいうことなしですね」とロングレンジについてだけは苦笑いでしたが、そこは次戦以降期待ですね。
後半でプレーオフへの望みについても聞きました。先日もタンクの考えはないと明言し「勝とうとして頑張っています」と話していたナースHCは直近のシカゴ・ブルズ戦など順位の近いチームとの対戦を重要視しているようでした。
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