2019年5月12日に開催された「天皇杯第47回日本車いすバスケットボール選手権大会」決勝の模様をハイライトでお送りいたします。
決勝の舞台は、東京2020パラリンピック競技大会の車いすバスケットボール競技会場予定地である「武蔵野の森総合スポーツプラザ」。ソウルパラリンピック(1988年)から全日本代表として、5大会連続出場を果たした「女子車いすバスケットボール選手・上村知佳さん」の解説でお伝えします。
車いすバスケットボールチームの日本一を決める戦いをご覧ください!

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《出演者》
実況:高森てつ
解説:上村知佳(女子車いすバスケットボール選手)

――――――車いすバスケットボールのルール説明――――――
車いすバスケットボールは、一般のバスケットボールのルールとほぼ同じです。
10分間を4クォーター、合計40分間の試合です。
違いは、トラベリング・ダブルドリブル・持ち点制の3つです。

〇トラベリング
ボールを持ちながら3回以上プッシュするとトラベリングに。
※プッシュ=車いすをこぐこと。

〇ダブルドリブル
車いすバスケにダブルドリブルはありません。
プッシュ2回以上であれば、何度でもドリブルできます。

〇選手の持ち点について
身体を動かせる範囲によって、1.0点~4.5点にクラス分けされています。
選手はそれぞれ、もっとも障がいの重い1.0点から、もっとも障がいの軽い4.5点まで、0.5点きざみにクラス分けされています。

〇チームの持ち点について
コートに出ている選手5人の合計持ち点は14.0点以内。
このルールがあることによって障がいの重い選手も軽い選手も平等に参加できます。
※女子選手が1人出場するごとにチームの合計持ち点から1.5点減算する。(コート上でプレーできるのは1チーム最大2人まで)
※健常者の選手がコート上でプレーできるのは1チーム最大2人まで。
(出典協力:一般社団法人 日本車いすバスケットボール連盟)
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